昨日、心理系のイベントで友人に会いました。
育児・教育ジャーナリストのおおたとしまさ さん。
かつてカウンセラー学院で共に学んだクラスメートです。
帰りがけにお茶に誘って、思いがけず有意義な時間を過ごしました。

私はかれこれ30年ほど、いろいろな場いろいろな形で「相談」という仕事に関わってきました。
そんな中で、一度しっかりカウンセリングを学ぼうと決意して学校に行きはじめたのは7年前、
若い方々に交じって切磋琢磨する日々は、とても刺激的な時間でした。

おおたさんはたくさんの本を書くかたわら、web相談室「パパの悩み相談横丁」を運営していらっしゃいます。
どちらも、おススメですよ!
日常的な子育ての困りごとを通して、さりげなく心理の真髄を語ってしまうあたり
「いい仕事してるなぁ~」と、うれしくなります。

「自分のことは自分が一番よく知っている」と思うのは錯覚で、私たちが知っている(意識できる)自分は自分の中のほんの一部。
心の大部分は「無意識」なのですが、実は私たちの行動の多くは無意識(自分が知らない自分)によってコントロールされています。
ですから無意識の自分が幸せでないと、実生活で真の幸せを手に入れることができません。
逆に言えば、日々の生活が苦しい人は、無意識の中の「傷ついている私」を無視したり、叱ったりしている人かもしれません。
つい八つ当たりをして、いっそう苦しくなってしまうこともよくあります。
いつも自分を責めてつらい人は、無意識の中の「傷ついている私」に目を向け、その思いに耳を傾け、やさしい言葉をかけてあげる必要があるのです。
その作業をお手伝いするのが、カウンセラーの仕事なのでしょう。

日本ではカウンセリングはまだまだ敷居が高いように思いますが、からだがつらくなったら整体やエステに行くように、心がつらいと感じたら気軽にカウンセラーと話せるようになったらいいな・・・
日常的な子育て相談を通して、少しでもそこに近づきたい
おおたさんと、願いは同じでした。

2015.8.2