新聞広告「誰もが誰かのエッセンシャルワーカーだ。」に、心ときめいて ~自分の存在価値が認められることが、自己肯定感の『はじめの一歩』~

昨日(20.12.29)の朝刊の全面広告にあったこの言葉に、思わず目がとまりました。「誰もが誰かのエッセンシャルワーカーだ。」 なんて素敵な言葉でしょう!

「命を守る」ということは、ただ生きるためだけの暮らしをするということだろうか。今年、不要不急と呼ばれたものだって、生きる上では必要だった。好きなもの。楽しいと思える瞬間。心地いい暮らしをつくるもの。あたらしい場所。私たちは、そこではたらくすべての人を称えたい。すべての仕事が必要不可欠で、あなたの存在は、必ず誰かの支えになっていた。だから、

という少し大きい活字の文章に続けて 赤い字で ありがとう、

そこから先は小さな文字で 医療従事者のみなさん、看護師の皆さん、……と、ありとあらゆる仕事が続いて紙面全面を埋め尽くしています。

さらに最後の行がまた素敵。

お隣さん、お母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃん、おばさん、おじさん、お姉ちゃん、お兄ちゃん、妹、弟、娘、息子、姪っ子、甥っ子、恋人、パートナー、あなた。

そして冒頭に書いた言葉 誰もが誰かのエッセンシャルワーカーだ。

お母さんもお父さんも、子ども達も、みんな頑張っているんですよね。
それが認めてもらえた感じがして、とてもうれしい!

コロナ自粛の中、虐待の相談が増えているという報道があります。
「ストレスで子どもに当たってしまう。ちゃんとできなくて、イライラする自分を許せない」といったお話は、こちらの相談室でもとてもよく伺います。

「よい親でありたい」と強く思えば思うほど、「そのようにできない私」を強く否定することになるので、親はどんどん追い詰められ、辛くなるから子どもに優しくできない悪循環・・・

激しく自分を責め、「こんな親は、いない方がいい」「消えてなくなりたい」とおっしゃる方と出会うこともあります。子どものころ、親御さんから否定的なメッセージをたくさん受け取った方かもしれません。

だけど、「いない方がいい人」なんて一人もいない。
あなたが生きていてくれることに、心から「ありがとう」

あなたが心を許せる友だちは、たぶん完璧な人ではありませんよね。
そこそこダメなところがあっても、あるからこそ、その人は、安心して付き合うことができる  あなたのエッセンシャルワーカー。

だから、ダメなところがある自分も、ダメなところがいっぱいあっても、あるからこそ、だれかのエッセンシャルワーカーになれるんです。ちゃんと認めてあげてほしい。その気持ちが、きっと自己肯定感のみなもと。

2021年をよい年にすることができるのは、あなた自身です。

2020.1230