子育て相談が、ご夫婦の問題に発展することはよくあります。
中でも「子どもは、夫のようになってほしくない」というお話は、よくうかがうテーマの一つです。

もしこのコラムを読んでいるあなたの中にそんな気持ちがあるとしたら、どうぞ一人静かに自分と向き合える時間をつくって、この言葉を何度か声に出して言ってみてください。

  この子は、夫のようになってほしくない
  夫のように、なってほしくない  夫のように、なってほしくない

あなたの中にどんな感情や感覚がわき起こるでしょうか・・・
アンテナを自分の内側に向けて、じっくり味わってみましょう。
頭のスイッチを切って、考えるのをやめ、ひたすら「感じ」に集中してください。
「何も感じない」と思っても、その「何もない感じ」を感じ続けてみましょう・・・


夫に対するいやな気持ち・・・夫の態度や言葉に傷つき、自己嫌悪や罪悪感という名の「ナイフ」を自分の胸に突き刺しながら、あなたは救いを求めているのかもしれません。

お子さんが、夫の身代わりになっていませんか?

ご主人に言いたいけれど言えないこと、言ったらもっと傷つくことがわかっているから、怖くて、耐えるしかないと思ってため込んでいるから、お子さんがはけ口になってしまうことはとても多いものです。
ご自身が、親御さんの不満の受け皿の役割を背負わされて育ったことに気づいた方もいらっしゃるかもしれません。

その気持ちを、子どもに向ける代わりにカウンセラーに話してください。
あなたは、連鎖をとめることができるのです。

2015.5.26