「努力したからこそ」と言われて、実体験したリフレーミングのパワー

私もずいぶんと年齢を重ね、老眼から始まって何かと不自由になるからだとのお付き合いにちょっとウンザリ。つい愚痴が出る今日この頃ですが、最近ちょっとうれしい出会いがありました。

杉浦しのぶさん 集団が苦手だったり、競争で傷ついたり、障害があったり… いろいろな理由でよくあるスイミングスクールに通えない子どもたちに水泳の個人指導をしている方です。

できないことはさせない。できることから始めて、スモールステップで「できた!」を積みかさねていく… そういう考え方に大いに賛同して、レッスンを見学させていただきました。

それが、本当にすごい!! 犬かきみたいなクロールでほとんど前に進まなかった子が、いつの間にか楽し気にスイスイ泳いでいる姿は見ているだけでウキウキしてしまう1時間でした。

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そのあと杉浦さんとランチに行って、さらにすごい体験をしたのです。
ひとしきり水泳指導の話を伺ったあと、いつもの愚痴「実は膝が痛くて歩くのがつらい。自転車でないとどこにも行けないんです。毎日8000歩以上速足で歩いて、エレベーターやエスカレーターはほとんど使わず、年をとっても歩けるようにとがんばったことが裏目で、くやしくてたまらない」とこぼした時のことです。

「でも、がんばったから筋肉が鍛えられている。努力した筋肉の蓄え『貯筋』があるからこそ、自転車をこいでどこにでも行けるんですよね」

ハッとしました。なんか、すっごくうれしい!

これって、否定的な考えを肯定的に言い換える「リフレーミング」という手法の一つ。
私も講義で話をしますし、相談場面でもよく使います。

いろんな場面でいろんな人に「がんばったのが裏目で、くやしい」と愚痴ったとき、誰もが「あ~、そうなんだ…」と共感的に聴いてはくれましたが、リフレーミングで肯定してもらったのは初めての経験でした。

「へぇ~ こんなにうれしいものなのか!」「これほどパワーをもらえるんだ!」

受ける側の心の状態にもよるのでしょうけれど、本当にいい経験でした。
この愚痴からは、これからしばらく離れられそうです(笑)

2026.7.27